TRIAL様を訪問しました No2

前回、TRIAL様訪問レポート No1を掲載しました。
今回、TRIAL様のデジタル化で印象に残ったことを今回は記述します
国内では高齢化により小売業で働きたいという方々を募集することが大きな課題になっています。
そこには、自社に蓄積されたノウハウも徐々に消えていくことや、営業時間の短縮化などが顕著になってきています。
その視点で、今回の訪問レポートを書いてみます
TRIAL様のスーパーセンターにおいての省力化への取組は先進的だと考えます
 ・チェックアウト 
  基本セルフとオートですから、社員はいないです。とはいえ、例外や処理に戸惑う方への対応で2名ほど
  いらっしゃるだけです。このような業態であれば、仮にセルフチェックアウト、セミセルフチェックアウト
  であっても有人チェックアウトレーンが存在、社員数はそれ相応に必要としています。徹底ということが、まさに
  徹底されています
 ・社員のモチベーション
  No1で書きましたが、商品の鮮度などもカメラでチェックされています。しかし社員、販売員がまだ大丈夫と
  判断した場合は、そちらが優先されます。このことは非常に大切なことだと考えます。デジタルやAIに
  振り回れモチベーションが下がると言うことが言われていますが、スタンスとして、とても重要な点です
 ・接客
  このような業態ですと、なかなかオススメの商品などをお客様にお伝えするタイミングがないですが、
  カートに購入したいバーコードを読み込ませると、リコメンド商品を表示するなどお客様に寄り添う感じが出て
  いると考えます。それもパーソナルにです。
これら店頭でのデジタル化での視点は他社におかれても、大変参考になる点だと考えます。もちろんそこに独自性が必要であることは申し上げるまでもありません。
今回アプリのことは触れていません。メニューとして電子レシートがあったりしています。また、QRコード決済の実験に社名が
出ているなど、大きく進化することが想定されます。今後も勉強をさせていただきたい企業様です。